エストロゲン減少期に起こる“脂肪のつき方の変化”
「以前と同じ食事量なのに、お腹周りだけが太りやすくなった」「ダイエットをしても、くびれが戻らない」と感じていませんか? 女性の体型維持において、切っても切り離せないのが女性ホルモン、特に**「エストロゲン」 の存在です。エストロゲンが減少する時期に入ると、私たちの体は単に太りやすくなるだけでなく、 「脂肪がつく場所」そのものが劇的に変化**します。 この記事では、エストロゲン減少によってなぜ体型が変わるのか、そのメカニズムと、変化に負けないための具体的な対策を詳しく解説します。 エストロゲン減少で「女性らしいライン」が失われる理由 エストロゲンは、単に生殖機能を司るだけでなく、脂質代謝や脂肪の蓄積場所をコントロールする司令塔のような役割を果たしています。 1. 皮下脂肪から「内臓脂肪」へのシフト エストロゲンには、脂肪を腰回りや太ももなどの「皮下脂肪」として蓄え、内臓周りにつくのを防ぐ働きがあります。これが女性特有の柔らかい曲線(洋ナシ型体型)を作っています。 しかし、エストロゲンが減少すると、脂肪を蓄える場所が男性と同じように「お腹の内部(内臓周り)」へとシフトします。その結果、手足は細いのに、お腹だけがポッコリと出る**「リンゴ型体型」**へと変化してしまうのです。 2. 基礎代謝の低下と筋肉の減少 エストロゲンには筋肉量を維持する働きをサポートする側面もあります。ホルモンバランスが崩れると筋肉が落ちやすくなり、それに伴って基礎代謝量も低下します。消費エネルギーが減るため、若い頃と同じ生活をしていても、余ったエネルギーがすべてお腹周りの脂肪として蓄積される悪循環に陥ります。 3. 食欲コントロールの乱れ エストロゲンは、満腹中枢に働きかけて食欲を抑える「レプチン」というホルモンの働きを助けています。エストロゲンが減ると、脳が満腹を感じにくくなったり、甘いものや脂っこいものを欲しやすくなったりするため、心理的にも「食べ過ぎ」を防ぐのが難しくなります。 脂肪のつき方の変化に気づく「サイン」 以下のような変化を感じたら、エストロゲン減少による体型変化が始まっているサインかもしれません。 デニムのウエストがきつくなった: 太ももやお尻のサイズは変わらないのに、ウエストだけが苦しくなる。 背中に肉がつき始めた: ブラジャーの上下に脂肪が乗り、後ろ姿のシルエットが崩れる...