胸よりお腹が出ている女性必見!呼吸法・腹式呼吸で腹筋を取り戻す方法
鏡の前でため息…「胸はそれほど出ていないのに、お腹だけポッコリ」。そんな悩みを抱える女性は意外と多いものです。実は、腹部が硬くなる大きな原因のひとつは「呼吸」です。
普段の浅い呼吸では腹筋がほとんど使われず、お腹まわりの筋肉が衰えてしまいます。腹式呼吸を取り入れることで、眠っていた腹筋を目覚めさせ、内臓や腸の動きも改善。ポッコリお腹を解消する大きな一歩になります。
今回は、胸よりお腹が出ている女性向けに、呼吸法・腹式呼吸を活用したお腹痩せの方法を解説します。
1. なぜ腹式呼吸で腹筋が使えるのか?
腹式呼吸は、肺だけでなく横隔膜と腹筋を連動させる呼吸法です。
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腹筋への刺激:息を吐きながらお腹をへこませる動作で腹直筋や腹横筋を使える
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内臓のマッサージ:横隔膜の上下運動で腸が刺激され、便秘やガス溜まりを解消
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姿勢改善:お腹の筋肉が働くことで、猫背や反り腰の改善にもつながる
つまり、呼吸するだけで「寝ている腹筋」が目覚め、お腹まわりを自然に引き締められるのです。
2. 腹式呼吸の基本ステップ
(1) 仰向けでリラックス
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仰向けに寝て、両膝を軽く曲げる
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手をお腹の上に置き、お腹の動きを意識する
(2) 息を吸う
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鼻からゆっくり息を吸い、下腹部が手で押される感覚を確認
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胸はあまり動かさず、お腹を膨らませる
(3) 息を吐く
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口からゆっくり息を吐きながらお腹をへこませる
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へこませるときに軽く腹筋を意識すると効果アップ
(4) 1セット10回
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朝晩2回、1回につき10呼吸を目安に
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慣れてきたら、座ったままや立ったままでもOK
3. 呼吸法を取り入れるタイミング
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朝起きたとき:寝ている間に固まった腹部をほぐす
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食後1時間以降:腸の動きを活発化
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寝る前:自律神経を整え、代謝をアップ
呼吸法は時間や場所を選ばず、電車内やデスクワークの合間にも取り入れられます。
4. 呼吸法の効果をさらに高めるコツ
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お腹に手を置いて動きを意識する
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背筋を軽く伸ばす姿勢で行う
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吐く息を長めにすると腹筋にしっかり負荷がかかる
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腹式呼吸+軽いストレッチやヨガを組み合わせると、お腹痩せ効果が倍増
5. 呼吸法がもたらすお腹痩せ以外の効果
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腰痛や肩こりの改善
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便秘やガスの解消
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ストレス緩和・リラックス効果
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姿勢改善による見た目スッキリ
まとめ
胸よりお腹が出ている女性は、腹筋の使われ方が少ないことが原因のひとつです。腹式呼吸を取り入れることで、寝ていた腹筋を目覚めさせ、内臓の動きも改善され、ポッコリお腹が解消されやすくなります。
最初は仰向けでゆっくり行うだけでもOK。毎日の習慣にすることで、呼吸と腹筋の感覚を取り戻し、自然に痩せやすいお腹を作りましょう。