究極の肉体験!トマホークステーキの焼き方から美味しい食べ方まで徹底解説
「特別な日には、家でも最高に豪華な肉料理を楽しみたい」
「キャンプやBBQで、仲間をあっと驚かせるようなメインディッシュを用意したい」
そんな願いを叶えてくれるのが、圧倒的な存在感を放つトマホークステーキです。骨付きの巨大なリブロースは、見た目のインパクトだけでなく、肉本来の旨味が凝縮された最高級の部位。しかし、「どうやって焼けばいいかわからない」「中まで火が通るか不安」と、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、トマホークステーキの魅力から、失敗しない焼き方のコツ、さらに美味しさを引き立てるソースのレシピまで、お肉好きなら絶対に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。
トマホークステーキとは?その圧倒的な魅力
トマホークステーキとは、牛の背中側にある「リブロース」という部位を、長い骨を付けたままカットしたものです。その形状が北米先住民族が使用していた斧(トマホーク)に似ていることから、この名がつきました。
1. リブロースならではの深い味わい
トマホークに使用されるリブロースは、赤身と脂身(サシ)のバランスが非常に優れている部位です。きめ細やかな肉質で、口の中でとろけるような食感と、噛むほどにあふれ出す濃厚な肉汁が特徴。骨から出る旨味が加熱中に肉に染み込むため、通常のステーキよりも一層深いコクを味わえます。
2. 骨付き肉がもたらす最高の演出
トマホークの最大の魅力は、なんといってもそのビジュアルです。長さ30センチ以上の骨に付いた分厚い肉塊は、食卓に並ぶだけでイベント感が一気に高まります。ホームパーティーやアウトドアシーンで、ゲストの歓声が上がること間違いなしの主役級メニューです。
失敗しない!トマホークステーキの完璧な焼き方
厚みが3センチから5センチ以上あるトマホークステーキを美味しく焼くには、少しだけコツが必要です。外はカリッと香ばしく、中はジューシーなミディアムレアに仕上げるための手順を解説します。
ステップ1:お肉を常温に戻す(最重要!)
冷蔵庫から出したばかりの冷たい肉を焼くと、表面だけが焦げて中は冷たいままという失敗が起こりやすくなります。焼く1時間から2時間前には冷蔵庫から出し、室温に戻しておきましょう。これが、芯まで均一に火を通すための最大の秘訣です。
ステップ2:下準備と味付け
焼く直前に、表面の水分をキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。水分が残っていると、表面がパリッと焼けません。
味付けはシンプルに「塩」と「粗挽き黒胡椒」のみで十分です。お肉が分厚いので、「少し多いかな?」と思うくらいの量を両面と側面にしっかり振り、手で軽く叩いて馴染ませます。
ステップ3:表面を焼き固める(メイラード反応)
まずは強火で表面を焼き、旨味を閉じ込める「シアリング」を行います。
大きめのフライパンや鉄板(スキレットが理想)を煙が出る直前まで熱し、牛脂またはサラダ油を引きます。
トマホークを投入し、表面、裏面、そして厚みのある側面も立てるようにして各2分から3分ずつ焼きます。
表面に美味しそうな焼き色がつけばOKです。
ステップ4:低温でじっくり火を通す
表面が焼けたら、次は中まで火を通します。厚みがあるため、ここからは弱火にするか、オーブンを活用するのがおすすめです。
オーブンの場合: 120度に予熱したオーブンに入れ、中心温度が50度前後になるまで15分から20分ほど加熱します。
フライパンの場合: 弱火に落とし、バター、ニンニク、タイムやローズマリーを加え、溶けたバターをスプーンでお肉にかけながら(アロゼ)、じっくり火を通します。
ステップ5:アルミホイルで「休ませる」
ここがプロの味に近づくポイントです。焼き上がってすぐに切ると、肉汁がすべて流れ出てしまいます。お肉をアルミホイルでふんわり包み、焼いた時間と同じくらいの時間(10分から15分)休ませます。余熱でじんわり火が通り、肉汁がお肉全体に行き渡ってしっとり仕上がります。
トマホークをより美味しく!おすすめのソースと薬味
上質な脂を持つトマホークには、味に変化をつけるソースを用意すると、最後まで飽きずに楽しめます。
自家製シャリアピンソース: すりおろした玉ねぎを飴色になるまで炒め、醤油、赤ワイン、みりん、ニンニクを煮詰めたもの。玉ねぎの甘みが脂の旨味を引き立てます。
チミチュリソース: パセリ、ニンニク、オリーブオイル、ワインビネガーを混ぜたアルゼンチン発祥のソース。ハーブの爽やかさが霜降り肉をさっぱりとさせてくれます。
岩塩とわさび: 良いお肉だからこそ、シンプルに。大粒の岩塩と、ツンとくる本わさびの組み合わせは、脂の甘みを最大限に引き出します。
トマホークステーキを楽しむためのマナーと切り分け方
骨付き肉の醍醐味は、切り分けの儀式にもあります。
骨に沿ってナイフを入れる: まずは大きな骨に沿ってナイフを入れ、骨と肉を切り離します。
厚めにスライスする: 切り離した肉塊を、食べやすい厚さ(1.5センチから2センチ程度)にスライスします。このとき、断面の美しいピンク色(ミディアムレア)を見せるように盛り付けると食欲をそそります。
骨周りを楽しむ: 実は、骨の周りに付いた肉が一番旨味が強い部分です。ご家庭やBBQなら、ぜひ手で持って豪快にかぶりついてください。これこそがトマホークステーキ最高の贅沢です。
購入時のチェックポイントと保存方法
トマホークステーキは一般的なスーパーではなかなか見かけません。確実に手に入れるなら、精肉専門店や信頼できるオンラインショップを利用しましょう。
重量を確認: 一般的なトマホークは、骨を含めて600gから1.2kg程度のものが多いです。人数に合わせて選びましょう。
ドリップの有無: パッケージの中に赤い汁(ドリップ)が多く出ているものは鮮度が落ちている可能性があります。鮮やかな赤色をしているものを選んでください。
冷凍保存の場合: 冷凍で届いた場合は、調理の2日前から冷蔵庫へ移し、ゆっくりと時間をかけて解凍するのが、肉の繊維を壊さないコツです。
まとめ:トマホークステーキで心躍るディナーを
トマホークステーキは、その圧倒的な存在感で食卓を特別な空間に変えてくれる魔法の食材です。一見難しそうに見える調理も、「常温に戻す」「しっかり休ませる」という基本さえ守れば、誰でも自宅でプロ級の味を再現できます。
ジューシーな肉質、骨から溢れる旨味、そして何よりも「肉を食べている!」という満足感。次のお休みには、ぜひトマホークステーキを手に入れて、五感で楽しむ贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
あなたの食卓が、最高に美味しい笑顔で溢れることを願っています。
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